『コミュニティ・スクールをめざして』 ─ 児童・地域参加型の改築・改修 ─  校舎改築研究会 編
 
はじめに 1

【プリプロジェクト】

プロローグ
校舎の寿命 14
校舎改築に向けて 16
駒沢小学校の沿革と周辺環境 18

校舎改築の基本的な考え方
「改築基本構想検討委員会」 21
学校にかかわる地域の人々―コミュニティ・スクールについて 25
改築にかかわる地域の人々―世田谷区の場合 30

駒沢小の特色を改築に生かす
改築に向けて、校長の思い 32
伝統を受け継ぐ 33

地域、子どもとともに構想を練る
基本構想検討委員会の話し合い(第一回) 37
基本構想検討委員会の話し合い(第二回) 38
「狭小校」の改築とは 39
基本構想検討委員会の話し合い(第三回) 41
改築プランへ子どもたちの参加 43

構想検討のポイントは
構想検討のポイントは多岐に 48
「駒沢らしさ」を考慮して 50

校舎の配置をどうするか
「ブロックプラン」の登場 55
「校舎を取るか、校庭を取るか」―ハムレットの心境―基本構想検討委員会(第四回) 60
「BOP室」と「きこえとことば」の教室の兼ね合い―ハムレットの心境2 62
基本構想検討委員会の話し合い(第五回) 64
運動会はどうするのか―校庭重視案の再燃 68

安全管理と地域への開放―新しいコミュニティづくりを企図して
基本構想検討員会の話し合い(最終回) 71
持ち越しの検討課題 77
オープンスペースについて―その後の経過 80
緑化、地域開放、安全管理 81


【平成十四年度】

「改築プロジェクト」の始動
「駒沢小二十一世紀教育新生プロジェクト」 88
「学校経営方針」公開の意義は 90
「改築プロジェクトチーム」発足―家庭、地域との連携 91
体育、遊びの時間の「場」の確保 95

改築を授業に取り込む
「子どもワークショップ」を改築に関連付けて 97
「子どもワークショップ」の流れ 100
「子どもワークショップ」の実際 103

保護者、地域の改築への思い
「子どもワークショップ」へ保護者、地域を巻き込む 115
設計・工期への保護者の要望 118

工事開始の影響を視野に
改築工事始動の年へ 120
改築を中心に次年度の方針固まる 123
学校とPTAの協力 125
改築にかかわった六年生を送り出す 127


【平成十五年度】

改築と「新しい公共」の創造
平成十五年度「学校経営方針」の公開 130
狭いところでもできる運動の工夫 132
「新しい学校づくり」=「新しいまちづくり」 134
広い校庭で最後の運動会 137

現場の視点を改築に生かす
設計への要望 140
現場の教職員からの要望は貴重 141
工期に入り、児童の安全確保を 142

工事開始―子どもたちへの負の影響を克服する
改築の「困難」を克服する 144
夏休み「駒っ子チャレンジ工房」の開催 147
狭小校庭での生活 148
新しい「心のふるさと」づくりを 151

多忙の二学期―仮設校舎への引越し
教育課程の完全実施・強調月間 156
改築に対応した柔軟な教育課程 159
校庭の使用不可と運動量の確保 161
仮設「パイロット校舎」と新「フロンティア校舎」 162
仮設校舎への引越し 164

子ども、学校、そして地域にとって校舎改築とは
年を新たにして 169
第三学期の学校経営の課題・対策―子どもの心のはぐくみを 172
平成十五年度の成果と課題 175
改築期を過ごすことで「生きる力」を 178
エピローグ 183
実践の成果 184
考察―実践をふり返って 186

おわりに 190
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